6歳の子供がインフルエンザで熱性けいれんに【体験談】

健康
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我が家では、息子が6歳の時にインフルエンザにかかり高熱の為、熱性けいれんを起こして救急車で運ばれた経験があります。

熱性けいれんを起こすのはこれで2回目。初めての時は痙攣する我が子を見て、死んでしまうのではないか…と恐怖でいっぱいでした。

5歳で熱性けいれんを初めて起こし、6歳でインフルエンザの高熱による2回目の熱性けいれんを起こした我が家の子供の体験談になります。

5歳で初めての熱性けいれん|我が家の子供の体験談

うちの子供は5歳で初めての熱性けいれんでした。病院によると結構珍しい事のようですが、皆無ではないと。ネットなどで調べてみると5歳や6歳で1回目の熱性けいれんだったという人は見つかりますが、やっぱり少ないですよね…。

なお、我が家の息子の場合は、

熱性けいれん1回目:5歳半 風邪で高熱(39度超え)。痙攣時間5分程度。救急車で病院に着くまで意識の戻りが悪い。病院に着いてから意識がはっきりしてきて、ダイアップをもらって帰宅。なかなか熱が下がらなかった為、1回ダイアップ使用。

また、5歳で初めての熱性けいれんだった為、てんかんの検査をした方がと、脳波検査を勧められる。
2ヶ月後、脳波検査で異常なし(睡眠導入剤使用なし、普通に寝て検査)その後特に何も処置なしでした。

熱性けいれん2回目:6歳4ヵ月 高熱(39度超え)で痙攣時間4分ほど。また意識の戻りが悪く、救急車で同じ病院へ。インフルエンザB型の診断。熱性けいれんはインフルエンザの高熱によるものでしょうとの事。

あまりに意識の戻りが悪いので、若めの先生が気にして頭部CT撮るも異常なし。ベテランの女医の先生が診察して、認識はしているようなので、多分気持ち的な問題だろうという事で、とりあえず5時間は病院で様子を見る事に。

なお、この時は夫がいなく、1才児の下の子を連れてだったので非常に大変でした…。
熱性けいれんから4時間後、夫が病院に来てようやく意識がはっきりしてきて、帰宅となりました。

高熱でも解熱剤は使用なし

なお熱性けいれんは解熱剤の使用で、下がった熱がまた上がる時にけいれんを起こしやすいと知り、解熱剤は使用していません。

インフルエンザの時にも解熱剤の種類によっては痙攣・意識障害を発症するインフルエンザ脳症・脳炎を招く恐れがありなどと言われていますので、解熱剤の使用はしないようにしてます。

参考:インフルエンザにかかったら解熱剤は使わない方がいい?

 

熱性けいれんが起きる年齢

熱性けいれんは何歳で起きるかというと、以下熱性けいれん-Yahooヘルスケアによると、5歳ごろまでが一般的で、多くは1歳代に起きるものなんですよね。だから、我が家では5歳が初めてのはちょっと気になる…という事で脳波検査を勧められました。

てんかん疑いあり、という事だったのです。結構ショックで、その後やたらネットで調べまくりました。

 生後6カ月から5歳ごろまで、とくに1歳代の小児が発熱時(38℃以上)に引き起こすけいれんです。小児期のけいれんのなかで最も多いもので、日本では小児の約7%は熱性けいれんを経験すると報告されています。

引用:Yahooヘルスケア

また、熱性けいれんは1回のみで終わる子も多いようですが、うちの子は2回起きています。

熱性けいれんのほとんどは生涯を通じて1回のみのことが多いのですが、再発することも30%程度みられ、3回以上繰り返しみられることも10%前後あります。

私の甥っ子も熱性けいれんを何回か起こしているので、意外と経験している人が多いんですよね。

なお、遺伝もあるようですが、私・兄・夫・夫の兄・夫の妹いますが、みんな熱性けいれんの経験はありませんでした。

熱性けいれんの症状

熱性けいれんの症状って、実際目にしてみないと思っているのと違うんですね…。

発熱後24時間以内にけいれんを引き起こすことがほとんどです。多くは意識消失とともに全身をつっぱり( 強直きょうちょく)、そのあとに四肢を震わせる( 間代かんたい)けいれん(全般性強直間代型)が数分間みられます。しかし、体の一部分にのみみられるけいれん(部分発作型)の場合もあります。

けいれんは通常数分間で止まり、決して危険なものではありませんが、まれに15分以上持続する場合(けいれん重積)や1日に2回以上繰り返す場合(けいれん群発)は注意が必要で、入院することも必要となります。

以下のように書いてあっても、なんとなく体が痙攣している状態なんだな…という感じじゃないですか。

でも実際のところは、鼻がピクピクしてるな…とふと思っていたら、目がぐるりと上向きになり白目を向いた状態で、全身がビクビクと痙攣しだすわけなのですが、これは初めて見ると、見ている親の方が生きた心地がしない…というほど、結構強烈な症状でした。

そして時間も5分ほど痙攣が続きましたし、意識が戻らなかったのです。

完全にパニックになっていました。

1回目の熱性けいれんは、たまたま夫がいた時間だったので、私がパニックになっていても夫が痙攣の時間や症状の詳細などを見ていました。

とはいえ、熱性けいれんを起こした時の対処法として、

  • 大声で名前を呼ばない
  • 体をゆすらない

というのがあるのですが、1回目は夫はバリバリやってたんですけどね…。

とにかく初めての事ですので救急車を呼んだわけなのですが、その時に口から泡を吹いていたので、「横に向かせて気道を確保してください」というような事を言われました。

2回目は一人で、しかも赤ちゃんいましたが、割りと落ち着いて対応できたと思います。

とりあえず、以下のことだけ気にしてました。

  • 痙攣の時間を測る
  • 3分経っても治まらない・意識が戻らないようなら救急車に電話する
  • 気道確保の為、横に向かせる

 

熱性けいれんで救急車を呼ぶかどうかの判断

なお、熱性けいれんは大体2~3分程度で治まるので救急車を呼ばなくてもいいとネットでは書かれていましたが、後で救急で行った病院の医師は、次になった時も呼んでいいと言われました。

うちの子供の場合、5歳で初めての熱性けいれんで、5分程度痙攣があった。救急車に乗ってから、病院に着いてからも意識の戻りが悪かったからかもしれません。

熱性けいれんで参考にした小児科のリンク

素人の私が適当に説明してもしょうがありませんので、熱性けいれんについての説明については参考になる小児科医の先生のリンクを貼っておきます。やはり常に診察している小児科医の方の話の方が参考になりますよね。

 

インフルエンザからインフルエンザ脳症

なお、怖いのはインフルエンザからインフルエンザ脳症になる事ですが、そのインフルエンザ脳症の症状として、痙攣、意識障害があるんですよね…。

高熱による熱性けいれんなのか、インフルエンザ脳症による痙攣なのかは素人が見たって判別できませんし、インフルエンザの流行時期、特に周囲で流行っている場合などは、医療機関へ受診・かかりつけ医に電話で対応を聞くなどをしてみるのが安心かと思います。

うちの場合は意識の戻りも悪かったので救急車を呼びました。

 インフルエンザにかかった幼児(主に1~5才)に、けいれん、意識障害、異常行動などの急速に進行する神経症状がみられ、さらに、血管が詰まったり、多くの臓器が働かなくなり、その結果、命に関わる重篤な疾患をインフルエンザ脳炎・脳症といいます。

引用:インフルエンザ脳症ーよしだクリニック(岩手県盛岡市)

なお、夜間の場合、厚生労働省の小児救急電話相談事業がありますので、そちらに電話して対応を仰ぐのも良いかと思います。

我が家は以前、子供が1歳の時に39度以上の高熱が出て、どうしたら良いのかわからなくなり電話相談しました。そして意識がはっきりしている・水分などもしっかり取れているようなら朝に行ってもいいが、心配なようなら救急で受診しても良いと言われ、夜間10時でも対応可能な病院を教えてもらいました。

小児救急電話相談事業(#8000)について(厚生労働省)

小児救急でんわ相談(厚生労働省)

まとめ

我が家の子供(男の子)の熱性けいれんの体験談をまとめてみました。同じような方の参考になると幸いです。熱性けいれんの症状は本当に見ている側からすると、心臓に悪いです。慣れません…。

我が家は1回熱性けいれんを起こしていたので、もしかしたら…と思っていたのですが、インフルエンザは高熱になるので、やっぱり注意が必要ですね。

なお、てんかんの疑いもあった息子ですが、脳波検査でも異常なく、とりあえず今のところ問題なく過ごしています。

 

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