「ママー!目がかゆい~(涙)」
幼稚園から帰ってきた子供のまぶたが若干腫れていて、目をこすってしまったのか、充血していました。
うちの小学生の子供、幼稚園の頃から、花粉の時期になると目のかゆみや鼻づまり、肌荒れ・湿疹などを起こすようになりました。ついでにいうと蕁麻疹なども出てます。
もしかして花粉症…?アトピー性皮膚炎もあり…?
と思い、とりあえずの花粉対策として、「花粉カットメガネ」を使うようにしたら目のかゆみなどはかなり軽減されてその時は良かったのです。
でも、今度は秋の時期に鼻づまりと咳き込み、肌荒れが酷くなり、小児科にてアレルギー検査をしてもらいました。
今回はその経験と、子供の花粉症についてまとめてみました。
使用している子供用の花粉症対策メガネ「スカッシー」についてはこちらで紹介しています。
子供の花粉のアレルギー検査の結果
スギ クラス5(測定値59.90)
ヒノキ クラス3 (測定値3.53)
ブタクサ クラス2 (測定値1.29)
とかなり花粉アレルギーの数値が出てしまっています
この検査はアトピー性皮膚炎の方なら結構馴染み深い(?)、アレルギーの血液検査(IgE RAST法)です。
子供の花粉症の検査って何科でするもの?
花粉症の検査というと、一般的には耳鼻咽喉科が多いようですが、我が家ではかかりつけの小児科でアレルギーの血液検査(IgE RAST法)を行いました。
なぜかというと、目の痒み、鼻づまり以外にも、うちの子供の場合、アトピー性皮膚炎にような肌荒れとただの鼻水、鼻づまりではなく、咳込みが酷くなり、最終的に喘息様気管支炎にもなってしまったからです。
アトピー性皮膚炎での受診の場合は、皮膚科にてアレルギーの血液検査を行う事が多いかと思いますが、子供の場合には色々な症状が出ている場合は、小児科でいいと、お医者さんにも言われていました。
なお、アレルギー検査自体は、内科、耳鼻科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、アレルギー科などで可能なんですよね。
花粉症の検査というと、血中IgEを測る血液検査だけなのかと思っていたら、皮膚テスト(パッチテスト)や鼻水を採取して顕微鏡でアレルギー反応が出ているか(好酸球)でも検査可能なんだとか。
ただ子供の場合には、秋だったというのもあり、全体的なアレルギーがあるのかどうかを検査したかったので、血液検査になりました。
花粉症の合併症
子供の花粉症って、結膜炎や副鼻控炎、中耳炎、気管支喘息などに発展するケースもあるようです。
正にうちの子どもも慢性副鼻腔炎になりましたし、気管支喘息まではいきませんでしたが、喘鳴が出て喘息様気管支炎と診断された事もあります。
子供の花粉症、アレルギーの検査費用は?
通常、アレルギーの血液検査は5000円前後かかります。保険は適用されますが、保険適用での話です。結構高いですよね。
でも乳幼児医療費助成制度が使えると無料になります。
我が家が住んでいる自治体も、未就学児までは乳幼児医療費助成で無料で検査ができました。ありがたいです…。
私は以前皮膚科でアレルギー検査を行った時は8,000円もかかりました。一応相場的には8,000円くらいまでみたいで、安い場合には1000円とかありますが、検査項目数にもよるんですよね。
なお、何にも症状がないのに「アレルギー検査したい」といっても、保険適用外になって高額になる可能性もあるんだとか。
なお、保険適用になるのは検査項目が13項目までならという事です。確かに、今回の検査項目も以下の13項目でした。
- ハウスダスト1
- ヤケヒョウダニ
- 動物上皮
- ゴキブリ
- ユスリカ(成虫)
- ガ
- カビ
- スギ
- ヒノキ
- ハンノキ
- ブタクサ
- ヨモギ
- カモガヤ
子供の花粉症って何歳から?
子供の花粉症患者は年々増えているといいますが、花粉症デビューは平均7歳のようです。
確かに近所の小学生も花粉症になる子、増えている気がします…。
なお、赤ちゃんでも花粉症になる子はいて、17.4%が0~3歳の乳幼児なんだとか。
引用:ウェザーニュース 【花粉】子供の花粉症デビューは平均7歳
子供の花粉症の治療、薬について
子供の花粉症の治療で薬としては、アレロックやアレジオンなどの抗ヒスタミン薬や、ロイコトリエン受容体拮抗剤であるオノン、シングレアなど処方される事も多いようですね。またステロイド点鼻薬なども。
特に耳鼻科などに行くと大量の薬をもらったりして、長期間の服用になるのが副作用なども気になる所です。
なお、花粉症の薬というのは、服用しても劇的な回復が進むわけでもなく、あくまでも症状の緩和程度になると言われています。
あまり劇的な回復はないのに、大量の服薬は結構抵抗ありますよね。
我が家の場合は、喘息様症状などの酷い時には、オノンの吸入を行ったりもしていたのですが、花粉症の一般的な症状だけでなく、鼻づまりが酷く、喘息様気管支炎を起こしたりしていました。
そして、最終的に、鼻づまり→咳込み→喘息様気管支炎になっていたのは、慢性副鼻腔炎が原因だったんです。
鼻うがいが効果的だった
そしてこの慢性副鼻腔炎の治療、実は耳鼻科ではなく、「鼻うがい」をする事によって劇的に良くなり、そこから酷くなって気管支炎にまで発展することがなくなってしまいました。
鼻うがいの効果、すごい!です。花粉症にも有効とされています。鼻うがいについては別記事で書いています。
まとめ
我が家の子どもが花粉症の症状が出てきて、秋にも色々と症状が出ましたので、アレルギー検査を行った結果などをまとめてみました。
大人でも辛い花粉症ですので、なんとか改善できればいいと思いますが、大量の薬を服用はちょっと抵抗ありますよね。
アレルギー検査を行うことで、どの花粉にアレルギーがあるのかわかりますし、秋だからといっても秋の花粉にアレルギーがある場合もありますので、お子さんの症状が気になるようだったら検査をしてみるのも良いかと思います。
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