前置胎盤。
出血が多いと聞くし、ほぼ帝王切開での分娩になると聞き、
ちょっと怖くなったりしていませんか?
今回はわたしの、前置胎盤と診断を受けてから帝王切開で無事に出産に至るまでのお話をしたいと思います。
前置胎盤と診断されてから出血~入院へ
わたしが最初に前置胎盤と診断されたのは妊娠19週のときでした。
家で少量の出血が見られ、病院を受診したのです。
そのときは出血も止まっているし、無理はしないように言われるだけで
診察は終わりました。
そして次に23週のときに検診に行くと、胎盤の位置は変わっていなく、その当時わたしは仕事をしていたので
お医者さんから仕事は休んで自宅安静をするように言われました。
そしてそのときは「まだ胎盤は上がる可能性はあるからあまり心配しなくていいよ」とも言われました。
お医者さんの言う通り仕事を休職し、自宅安静をしていたのですが、実際は上の子のお世話などで多少動きまわってしまいました。
それがいけなかったのか、24週で生理ぐらいの出血を起こし、そのまま入院となってしまったのです。
前置胎盤で入院から大きな病院へ転院へ
入院してからは24時間張り止めの点滴をし、ベッドで安静生活を送る日々でした。
わたしの病院ではトイレとシャワーは自由に入れましたが、それ以外はずっとベッドの上にいなくてはならず
とてもしんどかったです。
入院してから二週間くらいたち、少量の出血は続いていたものの、もう少し落ち着けば退院できるかもと言わ
れていたのですが、再び生理くらいの出血を起こし、今度は大きな病院に転院になってしまいました。
そのときは妊娠26週で、もし今大出血を起こし出産となってしまったら、赤ちゃんも小さすぎるし、そこの病院で
は対応できないということでした。
転院から出産へ
大きな病院に転院してからしばらくはMFICU(母体 ・胎児集中治療管理室)にいました。
相変わらず少量の出血は続き、1度だけ多めの出血を起こして、このまま出血が止まらなければ出産になるかもしれ
ないと言われましたがなんとか出血は無事おさまってくれ、状態も安定したので大部屋に移動できるほどになりました。
33週の頃、手術に備えて自己血も取り、帝王切開の日程も36週に決まりました。
しかし、35週3日の夜からどんどん出血の量が増えていき、結局次の日に緊急帝王切開となりました。
赤ちゃんは2520gと小さかったですが、無事出産することができました。
さいごに
今思い出しても、入院は辛いことが多かったです。
上の子と離れるのも淋しかったし、今おかれている状況が悔しくて何度涙を流したかわかりません。
しかし一番大切なのはおなかの子を無事産んであげることです。
これはお母さんにしかできません。
どんなに辛くても最後は赤ちゃんという素敵なプレゼントがあります。
だから頑張って乗り越えていきましょうね!!