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どうやって卒乳する?卒乳の方法と進め方について

子どもの1歳の誕生日が過ぎると、そろそろ「卒乳」という言葉が頭をよぎりますよね。
まわりが卒乳を始めると、ますますあせりが加速して、「うちの子おっぱいやめられるかしら?」と不安になることもあると思います。
でも、大丈夫。まずは「卒乳」について、基礎知識を頭に入れていきましょう。

卒乳と断乳の違いについて

子どもが自らおっぱいから離れていくのが「卒乳」。
お母さんが無理やり授乳をやめるのが「断乳」。
卒乳と断乳は似ているようですが全然違います。

数年前までは「親子分離」や「けじめ」「しつけ」を重んじて、「断乳」が推進されてきましたが、最近は子どもの負担になりにくい「卒乳」が主流となっています。

卒乳の方法進め方

卒乳をするためには1か月以上前から準備をしていきましょう。
卒乳の予定日にマルをつけ、子どもに「今日はここよ。この日になったらおっぱいバイバイね。」と話しておきます。
子どもにはきちんとした意味は理解できないと思いますが、なんとなく「おっぱいとバイバイしなくてはいけないのかな」、と伝わっていればOKです。

卒乳当日、昼間は子どもを外に連れ出して、おっぱいのことを忘れるくらいしっかり遊ばせましょう。
夜は疲れ果ててすぐに寝てしまうことができれば、あまり泣かれずにラクチンです。
3日ほどおっぱいなしで眠れるようになると、卒乳はほぼ成功といえますよ。

卒乳の世界平均年齢は

日本では1歳代で卒乳するのが普通ですが、世界基準で見るとこれは相当異例です。
世界の卒乳平均年齢は、なんと4歳。1歳代でおっぱいをやめるのは、日本くらいなのですよ。
今は子どもが望むだけじっくり飲ませてあげようという考えが主流です。
「1歳だからやめなくちゃ!」と思いこまずに、子どもが望むだけなるべく飲ませてあげたいものですね。

卒乳後の寝かしつけはどうしたらいいの

「今までおっぱいで寝かしていたのに、卒乳したらどうやって寝かしつけすればいいのでしょう?」と不安になる方もいるでしょう。
おっぱいを飲むことで安心していた子どもの心の隙間を埋めるのは、やはり「ママとのふれあいや安心」です。

さいごに

おっぱいがなくても、子どもが安心できることをしてあげれば、子どもは落ち着いて眠るもの。
寝かしつけ定番の、絵本の読み聞かせや子守唄だけではなく、おしゃべりや親子でのスキンシップ遊びなど、子どもが好きなことをやってあげましょう。
最後にゆっくり抱っこしてあげれば、子どもの気持ちはおっぱいを飲んでいた時同様に満足して、心地よい眠りにつくことが出来ると思いますよ。

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