妊娠中の体調はとてもデリケート。できれば、心身ともに負担のある引っ越しは避けたいところですよね。
ですが、どうしても妊娠中に引っ越ししなくてはいけない事情もあるでしょう。
そんな時はどうすればいいでしょうか。妊娠中の引っ越しについてまとめてみました。
妊娠中の引っ越し注意すべきことは
まずは引っ越しの時期選びです。
なるべくなら、体調が安定しない妊娠初期と後期は避け、安定期である妊娠5か月~7か月の間に引っ越すようにしましょう。
また、引っ越しの最中は冷暖房が使えません。真夏や真冬などの厳しい季節の引っ越しは、避けたほうが無難です。
やむを得ない事情で初期や後期に引っ越しする場合は、体調優先で無理をしないように心がけてください。
とはいえ、引っ越しが始まると、荷物の梱包や開梱などやることがたくさんあり、じっとしていられないという方もいると思います。
梱包作業や開梱作業のひとつひとつは軽作業ですが、一日中根を詰めて働くとかなり疲れるもの。その場では疲れていないつもりでも、妊婦さんにとっては大きな負担になります。
作業はなるべく業者にお願いするようにして、なるべく何もしないように心がけてください。
また、大きなおなかで重い荷物を持ったり、しゃがみこんで長時間床掃除をしたりすることも体に負担がかかります。絶対に避けましょう。
妊娠中の引っ越し手続きなどはどうしたら
妊娠中に引っ越しする時は、母子手帳と検診補助券を持って、自治体窓口で手続きをする必要があります。
引っ越し先でも母子手帳はそのまま使えますが、検診補助券は発行した自治体でしか使えないことが多く、引っ越し先で使えるものへの交換が必要になります。
補助券が使えないと、検診費用を自費で賄わなくてはいけなくなりますので、かなりの負担です。必ず手続きするようにしましょう。
さいごに
妊娠中に引っ越しするのは、思っている以上に疲れるものです。
疲れたら休む、できるだけ業者に作業をお願いするなどして、なるべく体に負担がかからないようにしてください。
なによりもおなかの赤ちゃんを最優先に考え、疲れない引っ越しを心がけるようにしましょうね。