幼稚園選びを始めると、いくつか気になる園が出てきますよね。
そんなとき、入園を検討している幼稚園があるなら、子どもと一緒に保育の様子を見学しに行くのをおすすめします。
パンフレットやホームページだけではわからない、園の生の様子を知ることができるので。
今回は幼稚園の見学はいつから始めると良いのか、見学の際の服装や質問についてまとめてみました。
幼稚園の見学はいつからできる?時期について
幼稚園によって、見学できる曜日や時間などは異なりますが、一年中見学を受け付けている園が多いようです。
見学はいつでも可能という園もあれば、月に数日しか見学をさせてもらえない園もありますから、事前に電話等できちんと確認しておくとよいですね。
幼稚園を見学する場合電話の仕方・時間は
幼稚園を見学する前に、一度電話して見学の許可をもらっておく必要があります。幼稚園の行事などで対応不可の場合もあるからです。
電話をする時間としては、忙しい朝の保育前や保育中の時間は避け、在園児が降園した後の時間に電話をかけたほうがいいと思います。
大体幼稚園は、14時頃降園になることが多いです。ただバス通園がある場合、バスが戻ってくるのが15時以降という場合もありますので、15時半以降16時くらいが良いかと思います。
電話では、手短に見学希望の旨を伝え、見学可能な日にちと当日の持ち物を聞いておくといいですね。
また、自転車や車で向かう予定の方は、駐輪場や駐車場の場所、駐車の有無も合わせて確認しておくと当日スムーズに動けます。
幼稚園の見学で質問する内容
幼稚園の見学で質問する内容としては、幼稚園のパンフレットに載っているようなことではなく、事前にパンフレットやホームページをチェックしておき、そこに掲載されていなかったようなことを質問した方が良いです。
具体的には、自分の子供がその園に合っているかな、どう過ごせるか?心配な事などですね。
例えば、園の教育方針はホームページ等でわかりますが、のびのび系・お勉強系の具体的なところは聞いてみないとわからなかったりしますよね、園での一日の活動とかそういうのを聞いてみると大体のことがわかります。
また早生まれの子などの場合、入園前にトイレトレーニングが完了してなくてもOKですよという所と、終わらせておいてくださいというような感じの所とかもありますので、そういった子供について心配な事があったら少し聞いてみるのも良いですね。
あとは、幼稚園での保護者との関わりなども結構重要で、親の係が多いところもあります。バザーとかやっていたり、毎年、1人1係の分担、週1で出向く必要あり、あとは保護者同士の茶話会を定期的に開催することを推奨している園などもあります。
あまり親の出番が多いところはちょっと…いう場合には、聞いておいた方が良いですね。
なお、保育中の保育者や在園児たちに直接質問することはタブーです。質問は、必ず案内担当の方にだけするようにしてください。
幼稚園の見学時上履きは必要?
上履きを使う園と使わない園とありますので、見学の申し込みの電話をする際に、上履きが必要かどうかを確認しておきましょう。
上履きを用意する場合は、子どもの分と親の分、必ず両方用意します。
親の上履きはスリッパでも構いませんが、子どもにスリッパは不向きです。しっかりと履ける靴の形状のものを持参してください。
見学のためだけに、あえて上履きを買う必要はありません。きれい目のスニーカーの底を拭けば、十分上履き代わりになります。ただいくつかこれから見学の予定がある、習い事等も検討しているなどあれば、上履きが一つあると便利です。西松屋などでも15cm前後の小さい上履きが安く売っていますので、購入しておくと良いかもしれません。
見学時の服装も、幼稚園の保育室や園庭で走り回ることも考え、動きやすく清潔感のあるものを選ぶと良いですね。
さいごに
幼稚園の見学では、「我が家の教育方針」と「幼稚園の教育方針」が合っているか、それをしっかりと確認するようにしてください。
パンフレットだけではなかなか見えてきませんが、保育者の言葉の端々や、幼稚園の設備にも教育方針が感じられるはずです。
いくつか園をまわるうちに、きっとピンとくる園に巡り合いますよ。
幼稚園選びはなかなか大変ですが、お子さんにピッタリな園が見つかるといいですね。