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産後の痛みにはどのようなものがある?いつまで続く?

女性にとって出産は、体に大きく負担がかかるもの。産後は体の様々な部位に痛みを感じるものです。
どんな痛みがあるのか不安な方のために、今日は出産に伴う産後の痛みについてまとめてみました。

会陰切開の痛み

産院での出産ですと、ほとんどのかたが経験する会陰切開。
切開して縫合しますから、痛いはずですよね。平均すると1週間程度は痛みを感じます。
会陰切開の引き攣れるような痛みです。産後のママたちはみな経験するものですから、対策として産院から痛みどめを処方されることが多いようです。
それでも痛い場合は、椅子に座る時はドーナツクッションを使いましょう。患部を保護しますから、痛みが軽減するはずですよ。

子宮収縮、後陣痛の痛み

経産婦さんが一番苦しむのが、子宮収縮、後陣痛の痛みです。
子宮は風船のようなものですから、一度目に膨らんだ後は簡単に元の大きさに戻りますが、二度目以降は伸びきっていて戻るのに筋力を必要とします。
その痛みが後陣痛として現れるのです。一人目より二人目、二人目より三人目のほうが痛いのが特徴です。
後陣痛は子宮の戻りの程度によって、痛みの程度が違います。痛みをまったく感じない方もいますし、1週間以上締め上げられる様に痛いという方もいます。
子宮収縮、後陣痛の痛みは温めるとかなり和らぎます。痛みを軽減したいなら使い捨てカイロなどで温めましょう。
でも我慢できない時は、医師に相談して鎮痛剤を処方してもらうのがおすすめです。市販の鎮痛剤の中には、母乳に成分が出るなどして産婦さんには使えないものもありますから、必ず処方されたもののみを飲むようにしてください。

尾てい骨の痛み

骨盤の底にある尾てい骨は、出産で一番ダメージを受ける場所です。
産後緩んだ骨盤が、元の位置に戻ろうとしている時、尾てい骨がきしむように痛むことがあります。
その時は骨盤ベルトなどで、しっかり骨盤を締めてあげましょう。骨盤の回復に役立ち、痛みが軽減します。

授乳、母乳トラブルの痛み

授乳時に乳首に痛みを感じたら、それは赤ちゃんがきちんと吸えていないからかもしれません。
乳首は、乳輪のあたり赤ちゃんの口に入れ、深くしっかり咥えさせましょう。
浅く咥えさせると、乳頭の亀裂や断裂の原因になりますよ。ご注意くださいね。

初産の方はまだ乳腺が細く詰まりやすいものです。
乳腺が詰まると乳腺炎を引き起こし、乳房にかなりの痛みと熱をもつことになりますから、気をつけなくてはいけません。
もし乳腺炎になってしまったら、助産師さんのケアを受けて乳腺の詰まりを取ってもらえば、かなり楽になります。
でも乳腺炎はならないことが一番です。高カロリー高脂肪の食事を避けて、野菜中心の和食を心がけるようにしてくださいね。

さいごに

産後は様々な痛みを経験するもの。でも痛みにはすべて原因があり、適切に対処すれば痛みを軽減することができます。
痛みを怖がらず、上手に乗り越えてくださいね。

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