一人目と二人目、妊娠期間中の一番の大きな違いは「二人目の時には、一人目がいること」です。
つわりがひどい人の過ごし方、上の子の赤ちゃんがえりなどの精神的な負担の軽減、一人目との遊び方など、
一人目の年齢で気をつけるべき事は変わってくると思います。
小さければ小さいほど大変なことが多いと思いますが、それは一人目の子も同じ。
妊娠中で体調の優れない時もあり大変だとは思いますが、生まれてくる兄弟を上手に受け入れてもらえるよう、
妊娠期間から気をつけて過ごしましょう。
<妊娠月別 気をつけるべきこと>
【妊娠したかも~2ヶ月目】
・一人目に授乳中の場合は早めに断乳をする努力をする。
(子宮収縮につながるので流産のおそれがあるとされている)
・上の子を預けられる環境を整えておく。
【3~5ヶ月目】
・つわりが酷くても上の子がいるので一人目の時のようにゆっくり休めません。
・小さいうちは二人きりの日中に食事の用意が必要になる。
食べ物の匂いがきつい場合は、事前に用意してもらうなどの対応をしてもらいましょう。
・子どもなりに妊娠がわかっている事が多く、赤ちゃんがえりする子もいます。
体調が悪くても決して無下にせず、横になりながらお話したり遊んだりと
お互いに無理がでないように過ごすよう心がけましょう。
つわりが酷い場合は、病院に相談するとよいでしょう。
・つわりがあける頃に体重が増加しはじめますので、子どもの食べ残しやおやつには要注意です。
・赤ちゃんについてポジティブなイメージを持ってもらえるよう、たくさんお話をしましょう。
【6~8ヶ月】
・つわりがあけて体調がよくなったからと、つわり中に寂しい思いをさせた上の子と思いっきり遊びすぎて
無理をしないように気をつけましょう。
・お腹が目立ち始めるので、遊びの最中にぶつからないように注意しながら生活、言い聞かせましょう。
・体調が良い時期に出産用品の準備の他に「出産後の一人目の洋服など」を準備しておきましょう。
・全て前倒しで準備しておいた方が後々良いです。
【9~10ヶ月目】
・二人目は、予定より早く生まれることが多いです。
急なお産になっても対応できるように、上の子をどうするか等の最終確認をしておきましょう。
・臨月に入ったら、特別な事は何もしなくて良いくらいのつもりで9月末には全ての準備をすませておきましょう。
・一人目の子が一人っ子でいられるのもあと少し。たくさん甘えさせてあげましょう。
基本的な妊娠中の過ごし方にプラスする部分を上げてみましたが、シンプルにすると
「上の子が寂しくならないよう心がける」こと「出産に関する準備を早いうちに全てすませておく」この2点に限ると思います。
二人目の出産をされる方ですので、上手に家事や時間のやりくりをして、パパにもたくさん協力してもらって
新しい家族を家族全員笑顔で迎えられるよう過ごしてくださいね。