前置胎盤って診断されたけど入院は必ずしなくてはいけないの?
入院する場合、いつから?
出血しなければ入院しなくてもいいのかな?
こんな疑問を持っている妊婦さんも多いことと思います。
今回は前置胎盤と診断されたときの入院についてちょっと
お話したいと思います。
前置胎盤の入院はいつから?
前置胎盤と診断されても、妊娠28週頃までは胎盤が上がって前置胎盤でなくなる可能性があり
ますが、妊娠30週以降に診断されたときは、時期を見て管理入院を勧められることが多いです。
管理入院の時期は病院によって様々ですが、妊娠32週頃が多いようですね。
何故管理入院が必要?
なぜ、前置胎盤に管理入院が必要かと言えば、前置胎盤は大出血を起こす可能性があるからです。
病院で安静にすることによって、少しでもその危険を回避するためです。
自宅安静という方法もありますが、家だとなかなか安静にすることは難しいですし、もし仮に
大出血を起こしてしまった場合、病院までの距離などを考えるとリスクが高いですよね。
また手術中も出血が多くなることから、33~34週頃に自己血をとり、輸血の準備など万全の態勢を
整えておく病院も多いです。
前置胎盤で出血をしてしまった場合は?
前置胎盤で出血をした場合、少量なら自宅安静と言われる場合もありますが、出血の量や時期によって
即入院となることもあります。
検診に行ったときに、出血のあとが見られ、そのまま入院なんてこともあるのである程度の準備はして
おいたほうがいいかもしれません。
入院をするとお腹が張らないように子宮収縮抑制剤の投与を行い、基本的にはベッド上で安静にしてい
なければいけません。
私は妊娠24週のとき生理のときぐらいの出血を起こし、病院を受診したらそのまま入院となってしまい
ました・・。出血がおさまれば退院できると言われていましたが、少量ながらも出血がずっと続いてし
まったため、結局出産まで帰ることはできませんでした。
前置胎盤での入院は必要な事もある
入院となると上の子の心配があったり、できれば入院はしたくないと思う妊婦さんは
多いんですよね。
しかし、おなかの子を守れるのはお母さんだけです。
できるだけ危険を回避するためにも管理入院は必要だと思います。
また出血を起こして入院となってしまうのを避けるためにも
安静生活を心がけてくださいね!