子供がインフルエンザに…!タミフルを処方されたけど嫌がって飲まない場合の飲ませ方のコツについて今回はご紹介します。
インフルエンザの特効薬「タミフル」。A型でもB型でもインフルエンザと診断された5歳以下の子どもには処方されることが多いですよね。
でもこのタミフルは子どもが嫌がるので有名な薬でもあります。
嫌がる子どもにどうしても飲ませたいタミフル。どうすれば飲んでくれるのでしょうか。
タミフルの味について
タミフルは苦みを感じる薬なので、大人が飲んでも飲みづらいと感じることがあります。
ですから、子どもがタミフルを嫌がるのも無理はありません。
子供に処方されるのは通常、タミフルドライシロップで甘みがあるものですが、それでもタミフルは苦味が強いため、受け付けない子供も多いようです。
タミフルを嫌がる子供の飲ませ方・コツ
タミフルをそのまま飲むと苦味が口の中に残ってしまいます。
タミフルが口中に残らないように、薬の飲ませ方にちょっと工夫しましょう。
一般的には、ポカリスエットなどのスポーツ飲料や、オレンジジュースなどのフルーツジュースと混ぜて飲ませると良いと書いてあります。
でもそれでも飲まないという場合には以下の事を試してみてください。
まずはお薬用のゼリーを使用してみることをおすすめします。
タミフルの味をごまかせるように、チョコレート味のゼリーでくるんで飲ませると、かなりタミフルの味を緩和できますよ。
いちごチョコ味なんていうのもあります。
それでも嫌がる子どもには、チョコレートアイスが効果大です。
チョコレートアイスでくるむと、冷たさと濃厚な味でタミフルの味が見事に消え、子どもでも抵抗なく飲めると思います。
ただ、赤ちゃんだとアレルギーの関係もあるので、いきなりチョコレートアイスは怖いですよね。
ヨーグルトでもタミフルの味を緩和する効果がありますので、小さいお子さんにはこちらをお試しくださいね。
タミフルを飲まないとどうなる?
タミフルは体内にあるインフルエンザウイルスを殺す薬です。
ウイルスを殺すことで熱などの全身症状を軽くし、早く回復することが出来ます。
ですのでタミフルを飲まなければ、その分回復が遅くなるというだけで、そのせいでインフルエンザが悪化するというわけではありません。
また、インフルエンザ発症後72時間たつと、インフルエンザウイルスが増殖しきっているのでタミフルの効果も薄いと言われています。
タミフルを飲めないままに72時間を超える子どもも多いですから、「絶対に飲ませなくちゃ!」と焦らなくても大丈夫。
タミフルを飲めずに多少回復が遅くても、子どもは自分の治癒力でインフルエンザに打ち勝つことが出来ると思いますよ。
さいごに
昔から変わらず、毎年必ず流行するインフルエンザ。
怖い病気のイメージではありますが、昔はタミフルなどなくてもちゃんと回復していました。
熱が出た時は水分をしっかり摂って安静にしておくことが一番です。タミフルは「飲むと回復が多少早くなりますよ」という程度に思っていましょうね。
「タミフルを絶対飲ませなくちゃ!」と焦らずに、インフルエンザの時はゆっくり子どもを養生してあげましょう。