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湯冷まし(白湯)っていつから必要?昔と違う湯冷ましの新常識

「お風呂上りには湯冷ましをのませなさい!」と実家の親に言われたけれど、湯冷ましって何?って思ったことはありませんか。
昔は当たり前だった湯冷まし(白湯)ですが、最近は知らない方も少なくはありません。
湯冷ましっていったいなんでしょうか。今回は湯冷ましについてまとめてみました。

湯冷まし(白湯)はいつから必要?

湯冷ましは生後すぐから飲ませても構いません。
ただ、赤ちゃんへの水分補給としては「母乳で十分」という指導をしている産院が増えていますので、おっぱいさえ出ていれば湯冷ましをわざわざ与えなくても大丈夫。

でも粉ミルクを与えている場合は、一日の規定量を上回って飲ませると栄養過多になりますので、もっと飲みたがる場合には湯冷ましを与えるようにしましょう。

姑が新生児に湯冷ましを飲ませたがる理由は?昔の育児について

昔の粉ミルクは今と違って、栄養バランスがうまく調整できていませんでした。
ですのでたんぱく質などの一部の成分はかなり濃くなっており、それを調整するために積極的に湯冷ましを飲ませていたと言われています。

実家や義理のお母さんたちが、新生児に湯冷ましを飲ませたがるのは、自分が昔積極的に湯冷ましを与えていたなごりです。

湯冷ましを飲ませても、別に赤ちゃんに問題が生じるわけではないので、飲ませないように目くじらをたてる必要はありません。

湯冷ましの作り方

水道水にはカルキなどの不純物や、目に見えない雑菌なども多く含まれています。
まだ抵抗力の弱い赤ちゃんには、水道水をそのまま与えることは絶対に避けましょう。

湯冷ましとは、水道水をしっかり沸騰させて殺菌し、それを常温まで冷ましたもののことを言います。
塩素が完全に抜けるには5分以上沸騰させなくてはいけませんので、沸騰した5分間弱火で煮たたせたお湯を使うようにしましょうね。

赤ちゃんは熱すぎても冷たすぎても飲めないので、人肌温度まで冷まして飲ませるようにしましょう。

湯冷ましの飲ませ方・量は

湯冷ましは哺乳瓶に入れて飲ませましょう。新生児の頃であれば、ちょっとした水分補給の為にスプーンでも構いません。

完母であれば基本的には水分は母乳でOKですから、ミルク育児の場合になります。

湯冷ましの飲ませ過ぎは胃腸の負担に

あまりにゴクゴク湯冷ましを飲んでしまうのなら、乳首のタイプを変えるなどして、少し飲みにくくする工夫も必要です。

なぜなら赤ちゃんの胃腸はまだ未熟ですので、湯冷ましであっても胃腸に負担がかかり、うんちが緩くなりすぎたり、下痢を起こしてしまう場合があります。

湯冷ましは、必ず飲ませなくてはいけないものではありません。
でも赤ちゃんが汗をかいた日や、水分が足らなそうに見える日に使えるワザの一つとして覚えておきましょう。

赤ちゃんが便秘の時に糖水を飲ませると良い

赤ちゃんが酷い便秘になったら100mlの湯冷ましに対して、5%の砂糖(5g)を溶かした糖水を飲ませると、うんちが出てくれる場合があります。

このように湯冷ましは必ずしも必要ではありませんが、赤ちゃんの状態によっては少量与えてみるようにしてみてください。

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