記事内に広告を含みます

妊娠初期の飛行機(国内線)の影響は?吐き気で辛かった体験談

妊娠初期でも帰省や旅行などで飛行機に乗る予定がある場合、飛行機の影響が気になるところですよね。

私も妊娠初期(6週目)に夫の実家に帰省の為、飛行機(国内線)で1時間半の移動をしたことがありますが、まだつわりが始まっていない時期でも頭痛と吐き気が酷くなり大変でした。

妊娠初期の飛行機での移動の影響・大丈夫なのかどうかをまとめてみました。

 

妊娠初期の時期は?

妊娠初期の期間は妊娠4週~15週(妊娠2〜4ヶ月)です。
最終生理開始日が妊娠0週0日となりますので、生理がまだ来ないと思った時期にはすでに妊娠2ヶ月目に入っている事になります。

妊娠初期は放射線や薬の影響が心配される時期

妊娠初期の時期というのは、胎児の重要な器官の形成が集中している時期でもあり、薬などの影響が出やすい時期ともいえます。ですのでX線、レントゲンや飛行機の放射線の影響も心配になります。

妊娠初期の放射線の影響は

妊娠中の放射線被爆の影響と先天異常についての記載として、

 胎芽・胎児の発育期は、着床前期(受精0~8日)、主要器官形成期(受精9日~60日)、胎児期(受精60~270日)に分けられ、時期により発生する異常が異なる。表1に主な異常と胎児発育期間およびしきい値を示した。流産(胎芽・胎児死亡)は着床前期に最も多く、器官形成期の被曝でも起こる。そのしきい値は100mGy以上である。[日本産婦人科医会:放射線被爆と先天異常]

とあります。100mGy以上というとどれくらいかというと、

いわゆるレントゲン、胸部x線撮影で0.01mGy以下
骨盤のCTでも、25mGyとなっています。

飛行機の放射線量ってどれくらい?

では飛行機の放射線量はどの程度かというと
東京-ニューヨーク間往復で約0.2mGyといわれています。

高度が高くなると宇宙からの放射線量の影響を強く受けますので、国内線よりも高度が高い国際線の方が、被曝量は多くなるんですね。

国内線での飛行機移動での放射線量は…

国内線の飛行機の1時間の被ばく線量は3マイクロ、 0.003mGyほどと推定されていますので、妊娠初期でも影響は考えにくいとされています。

私も妊婦健診時に、産婦人科の医師に確認した所、「特に問題ない」という事でした。

妊娠初期の飛行機のリスク 気圧、体調不良に注意

放射線のリスクという意味ではそれほど深く心配する必要ないという事がわかりましたが、飛行機のリスクとしてそのほかに

  • 気圧
  • エコノミー症候群
  • つわりや出血など急な体調不良のリスク

というのがあります。

妊娠初期に飛行機に乗ることで問題になるのは、早い人だと4週からつわりが始まったり、いつもと違う体調であることで、普段の体なら大丈夫な事でも妊娠初期だと具合が悪くなる事があるんですよね。

妊娠初期の飛行機で吐き気と頭痛体験談

実際に私も妊娠6週の時に、夫の実家に飛行機で1時間半のところに帰省しました。

まだつわりが始まっていない時期で、特に体調の変化などもなかったのです。病院の先生にも特に問題はないですと言われていたので普通に飛行機で帰省したのですが。

着陸20~30分前くらいに天気の問題で、何回か旋回するという事がありました。

気圧・旋回の関係か、その時にものすごい頭痛が始まり、着陸したあとには吐き気が酷くしばらくトイレで動けなかったほどです。

「赤ちゃん大丈夫かな…流産したらどうしよう…」

って本気で思いましたし、涙が出てきました。

今まで仕事などで何回も飛行機に乗っていてこんなことは初めてだったので、妊娠中というのはやはりいつもよりも敏感になっていたりで、体調も変化していると思ったものです。

もしも、この時に流産をしていたら、この時期の流産は母体側の原因よりも胎児側の問題と言われますが、飛行機に乗った事を後悔したと思います。

ですので、少しでも気になるようなら避けるというのも一つの方法です。

まとめ

妊娠初期の飛行機の影響について、自分の体験談も交えてまとめてみました。

夫の実家に帰省後も、夜までずっと気分が悪く体調は非常に悪かったですので、不慣れな土地というのもあり、正直「無理して行かなきゃ良かった…」と思っています^^;

あなたの大事な体、大事な赤ちゃんの事ですので、無理する必要はないと思います。

 

なお、帰りは新幹線で帰りましたが、こちらは快適でした。参考にして頂ければ幸いです。