出産費用の平均は約49万円とされていますが、実際は病院によって出産費用というのは変わってきます。
国からの補助金として、出産後に出産育児一時金(42万円)が出ますが、高い分娩予約金を払う必要がある産院もあります。
今回は、分娩予約金が高くて払えないので分娩予約金が必要がなく出産費用が安い病院に転院した体験談となります。
分娩予約とは…妊婦検診で通っている病院から出産予定日が決まる頃あたりから、その産院で出産をすることを事前に決めるために分娩予約をしておくことです。
分娩予約金はいつまでに支払うもの?
分娩予約金は、大体妊娠5ヶ月~6ヶ月の妊娠20週あたりまでに支払ってくださいと言われる場合が多いです。
妊婦健診の時の問診票に「当院での出産を希望しますか?」と聞かれ、「はい」に◯をつけた後に、分娩予約金の支払いについての説明が後日ある、のようなパターンが多いです。
人気の産婦人科の場合には、6週あたりで分娩予約をしないといけない場合もあります。
分娩予約金が高くて払えない!
妊婦健診で通っていた病院では分娩予約金(前金)が20万円で、総合的に60万円以上が出産費用でかかる病院でした。
分娩予約金の20万円は2ヶ月後に必要なのを助産師さんから妊娠12週目で説明されてびっくりしたのです。
正直、出産費用は国からの補助金(出産育児金)で最後に余った分を払えばいいと思っていたので、分娩予約で先に20万円を払うのは予算的に予想外だったため、頭を抱えました。
分娩予約金自体は、その産院で出産すれば、出産費用と精算されるようでしたが、お恥ずかしい話ですが、家計がカツカツなので、先に分娩予約金20万円は払うのは厳しかったからです。
分娩予約金は転院でキャンセルしても返金されない
インターネットで分娩予約金や出産費用の事を調べたところ、病院ごとに出産費用がだいぶ違うことを知りました。
また、分娩予約金を払ってしまうと、転院しキャンセルという事になっても返金されない事が普通ということもわかりました。(※患者都合のキャンセルの場合)
ですので、分娩予約金を払う前に決めなくちゃと、今、通っているところともう一つ悩んでいた病院があり、ホームページで調べたところ、どうやらもう1つの方は出産費用が50万円弱だということに気づきました。
なお、分娩予約金はその産院で出産すれば出産費用と共に相殺されます。
産院を転院しようか迷っている時、母から転院を反対され、ケンカになりました。私が現在、通っている方の分娩予約金が高い病院は、近所の信頼できるお姉さんが出産していて、とても良かったと言っていたからです。
しかし、予算は私達夫婦が払うものですので、決めるのも私と、押し切りました。正直、30歳にもなって、親の言うことを聞いてしまうのもおかしいと感じてましたし。。
具体的に転院を考えていた病院に電話をして、出産費用は全部でどのくらいになるのかと聞いてみたところ、なんと分娩予約の費用がかからないことが判明しました。なので、転院を即断即決しました。
分娩予約金が必要ない産院もありますので、産婦人科への予約金(前金)が払えない場合は、そういった産院を選択するのも一つの手です。
出産育児一時金での直接支払制度を利用すれば出産費用の為の大金を用意しておく必要もありません。(差額分は支払う必要はあります)
分娩予約金は分割できる?
どうも調べてみると、分娩予約金は相談すれば分割できる場合もあるようです。また、産院によっては分娩予約金の支払いを36週までにとしている場合もありますので、産院の転院を検討する前に、一度、通っている産院に相談してみることをおすすめします。
産院によってはクレジットカード支払いができる所もあるので、分割支払で対応できる場合もあります。またリボ払いでも数ヶ月後に出産育児一時金でおりますので、それまでの間それで対応というのも一つの方法であります。
分娩費用が払えないので転院した体験談まとめ
いくら出産後に補助金が出るとはいえ、出産費用は高くてあせる事があります。私のように分娩予約金が高くて払えない人もいるかと思います。
実際にネットなどで色々病院を探すと、分娩予約金が必要ないところもあります。出産費用はかなり病院によっても違いますので、経済的問題で、急な出費が無理な場合には、病院の出産費用を調べてみることをおすすめします。
わたしは費用で選びましたが、雰囲気や先生で選ぶ方もいらっしゃる思います。一番良いのは赤ちゃんと自分の体調にとってどこが一番良いかを考慮して決めることだと思いました。
なお、母にはしっかりと自分の思いを伝え仲直りできました。
投稿者:ひまわり