最近は立会い出産をする夫婦が増えています。実際に、立会い出産の割合はどうなっているかというと、厚生労働省の「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査(2013年発行)」によると、立会い出産をした夫は2006年で39%、2011年では59%と増えています。
産院からも立会い出産を推奨と言われる場合もあり、立会い出産をする夫婦が年々増加しているんですね。
でも、立会い出産が半数以上になってきている傾向にある現在、立会い出産を嫌だと思う人だっています。
今回は、立会い出産夫は希望、妻は嫌だった方の体験談となります。
立会い出産、夫は希望したが妻の私は嫌だった…
立ち会い出産をするかどうか、とても悩みました。
私はおとなしい性格で、あまり取り乱したりすることはなく、またそういうところを人に見られたくないというタイプの人間です。夫が立ち会い出産を希望し、私はどちらかというとしたくない、立会い出産は嫌だという気持ちが強かったです。
産院は立会い出産推奨
私がお世話になった産院は立ち会いを推奨しており、また分娩予約時に立ち会いするかしないかを決めなくてはいけませんでした。
「立ち会い出産を希望しない」で予約すると変更が効かないということだったので、とりあえず立ち会いを希望し、いざ出産の時に、無理だ!と思ったら夫には出て行ってもらう、ということにしたのです。
ですので、立会い出産に悩んでいる人は後で変更ができるかどうか産院に確認した方が良いと思います。
立会い出産で後悔する声多数に不安に
とりあえず情報収集だ!と思い、インターネットで立会い出産について体験談などいろいろ調べました。
しかし、思った通り「妻の出産に立ち会い妻を女性として見ることができなくなった」という意見がちらほら見られました。立会い出産で便が出てしまうなどの体験談も気になりました。ママ側も「立会い出産をやってよかった」「やらなければよかった」と意見が割れています。
それくらい立会い出産ってデリケートな問題なんですね。
同じ時期に出産する友人にも聞いてみました。その友人は立ち会い出産希望でした。しかし友人は性格が明るく、言いたいことははっきり言うタイプで、私とは真逆の性格です。しかも旦那さんが外国人の方で、海外で出産というシチュエーションなので、あまり参考にはなりませんでした。
立会い出産はメリットもあるけどデメリットもある
妊娠中は、立会い出産をどうするかが気になり、寝るときタブレットをベッドに持ち込み、立ち会い出産について調べるのが日課になってしまいました。しかし調べれば調べるほど不安になり、夜眠れなくなってしまいました。
立会い出産はメリットもあるけれど同じくらいにデメリットもネット上にはたくさん溢れていたからです。
結局立会い出産を希望!
結果から言うと、私達夫婦は、立会い出産をしました。当初妻側の私が立会い出産を嫌だと思っていましたが、実際に立会い出産をしてみての感想になりますが、本当に立ち会いを希望して良かったと思っています。
夫が生まれたてのわが子を抱いている姿は本当に感動的でした。
何が良かったかと言うと、少し言い方が悪いのですが、「あごで使える人間がそばにいる」ということです(笑)
助産師さんも頼めばきっとなんでもやってくれたとは思いますが、私のような引っ込み思案なタイプの人間にとっては、出産という大変な状況で、遠慮なく要求を言える相手がいるというのは本当に心強かったです。
「暑い、うちわで扇いで!」「さすって!そこじゃない!」「のどが渇いた!」と、かなりこき使いました(汗)
出産後も会陰切開の傷が痛くて痛くて、他の痛さで紛らわそうと、「腕をつねって!」「しっぺして!」「もっと強くつねって!」と、とても助産師さんには言えない、というかやってくれないであろうことも、夫ならやってくれました。
最初は立会い出産が嫌だったけどまとめ
立ち会い出産については本当に悩むテーマだと思います。
でもあまり悩んで、インターネットなどで調べてもなかなか答えは出ませんし、私のように不安のあまり寝不足になってしまうと、自分にとっても赤ちゃんにとってもよくありません。
病院に立ち会いをどうするか相談し、とりあえず立ち会いを希望しておいて、出産が始まってやっぱり嫌だ、と思ったら出て行ってもらう、という段取りでいいかどうか確認するのがいいと思います。
私のように、立ち会いどうしよう?と悩んでいる間に生まれてしまうかもしれません。陣痛が始まるともう必死で、立ち会いのことなど忘れてしまいますよ。まさに案ずるより産むが易しです!
投稿者:JC