今までに経験したことのない出産の痛み。怖いし不安ですよね。
どうにかして出産の痛みを軽くする方法はないでしょうか。
出産の痛みって例えると?
出産は「鼻からスイカを出すくらい痛い」なんてよく言いますよね。
普段は閉じている産道から赤ちゃんの頭が出てくるわけですから、確かに「鼻からスイカ」みたいなものかもしれません。
私の初めての出産の時は、腰をハンマーでガンガン叩かれているような感じがしました。
ひどい下痢の数倍位痛い、という人もいますし、おなかを締め上げられてるように痛いという人もいます。
とにかく、日常では味わうことのないような痛みであることは間違いないようです。
気絶するくらい痛いって本当?
確かに出産は、今まで経験したことがないような痛みかもしれません。
ただ、世の中のお母さんたちは全てこの痛みを乗り越えてきているのです。
何人も産んでいる方は、何度も乗り越えているのです。
もちろんあなたのお母さんだって、あなたを生むときに乗り越えてきているんですよ。
これ以上耐えられないという痛みが来たら、もうすぐ赤ちゃんに会える証拠。
もう少しだけ頑張りましょう。
出産の痛みを軽減する方法は
辛い出産の痛みですが、実は軽減させる方法はいろいろあります。
幸せな出産をイメージする(ソフロロジー)
痛みは生まれるために必要なエネルギー、出産は楽しいこととイメージして出産するソフロロジー。
リラックスして陣痛を迎えるため、痛みが感じにくくなるという特徴があります。
赤ちゃんが下りてきやすい姿勢をとる
赤ちゃんが下りてこなくて辛い陣痛に苦しんでいる方は、実は横たわった姿勢で陣痛をすごしていることが多いものです。
辛いからと言って横になっているのは逆効果。赤ちゃんが下りてこれずに、余計陣痛が長引きますよ。
赤ちゃんが下りてきやすい四つん這いの姿勢や座位、陣痛逃しの木馬などに座るようにしましょう。
赤ちゃんが一番下りてきやすい姿勢は、足を開いて腰を落としたスクワットの姿勢です。
痛みの間にこの姿勢を取ると、赤ちゃんが下りてきやすくなり、結果的に陣痛の時間が短くなりますよ。
アロマテラピーを利用する
実は一番効果があるのが、このアロマテラピーです。
陣痛の最中にアロマテラピーを行うと、痛みの緩和にとても効果があるのです。
クラリセージやジュニパーなどの精油は、分娩促進や痛みを緩和する効果があります。パルマローザも気持ちを明るくしてくれるのでおすすめです。
鎮静効果の高いローズやイランイランなどは、痛みが強くなってきたときに使うと気分が落ち着きますよ。
アロマポットでオイルを焚く方法よりも、香りが合わなかった時にすぐに変えられるよう、タオルなどに精油を垂らして嗅ぐ簡易的な方法のほうが、出産には向いているようです。
このようなアロマ出産は催眠出産ともいわれ、欧米ではポピュラーな出産方法なのですが、日本ではまだまだ取りいれている病院が少ないのが現実です。
もしアロマテラピーを利用したいときは、あらかじめ出産する病院に相談しておきましょう。
陣痛は確かに痛いもの。でも痛い怖いと身構えていたら余計に痛みが増しますよ。
どうしても怖いなら、無痛分娩を選択してもいいかもしれません。
出産の痛みがストレスにならないよういろいろ試してみてくださいね。