産後1ヶ月になるとだいぶママの体も回復してきた頃ですが、
出産から退院して初めて赤ちゃんが外出する時でもある、新生児健診(1ヶ月健診)があります。
今回は赤ちゃんの1ヶ月健診の費用と内容についてまとめました。
1ヶ月健診の費用はどれくらい?
産院にもよりますが、3000円~5000円が一般的な1ヶ月健診の金額です。
なお、この1ヶ月健診の費用は保険適用外の自費診療となりますので、保険が使えません。
乳幼児医療の助成※で自治体で無料となる場合でも、新生児健診の場合には費用がかかってしまいますので現金の用意をしていってください。
なお、自治体によっては健康診査及び育児相談の費用が公費負担となるところもあります。
横浜市などでは、生後12ヶ月までに3回の健康診断などの費用が助成されます。
こういう自治体の助成制度は助かりますので利用できるところがあれば利用していきましょう。
※赤ちゃんが病気などの治療であれば、乳幼児医療費助成制度(マル乳)で無料となる自治体が多いです。
なお、一般的には以下のような健診の流れとなります。お知らせがその都度来ますので、確認してください。
1ヶ月検診→出産した病院(実費)
3,4ヶ月健診→自治体の保健センター(無料)
9,10ヶ月健診→小児科(無料券使用)
1歳半健診→自治体の保健センター(無料)
2歳歯科健診→自治体の保健センター(無料)
3歳児健診→自治体の保健センター(無料)
1ヶ月健診の内容は?
赤ちゃんが出生して1か月後の体重や身長、頭囲、胸囲などを測定します。
またビタミンK2シロップの摂取を行います。
産院で出産の後に、1ヶ月健診のお知らせで持ち物として、哺乳瓶の持参を求められる事もあります。
ビタミンK2は乳児ビタミンK欠乏性出血症予防の為です。
赤ちゃんの全身の状態を診てもらえますが、その時に気になる事があれば質問しておきましょう。
また体重については特に母乳育児の場合にきちんと増えているかどうか心配になるものですが、
大体1ヶ月健診時点で、出生時の体重から1kg増を目安にしています。
1ヶ月健診の費用は医療費控除で戻るかも
1ヶ月健診でかかった費用に関しては自費で支払いしている場合には、確定申告の際の医療費控除で申告できます。
1年間の医療費が10万円以上になっている場合には医療費控除をすると所得税の還付がもらえる可能性がありますので、妊娠・出産でかかった費用は領収書を取っておきましょう。
まとめ
赤ちゃんの1ヶ月健診でかかる費用と内容についてまとめました。
3000円~5000円が一般的な1ヶ月健診の金額で、保険診療ではなく自費になります。
乳幼児の助成で医療費が無料であっても、1ヶ月健診の費用はかかりますので、現金を用意していきましょう。
1ヶ月健診の内容は赤ちゃんの全身状態を医師から診てもらえるのと、そのほかに体重・身長などの測定や、ビタミンK2シロップの摂取があります。