哺乳瓶の消毒方法はいろいろありますが、一番ベーシックなのは昔ながらの煮沸消毒。
鍋でグラグラ煮るだけ…とわかってはいるものの、初めてだとどうやって何分煮ればいいのかよくわからないもの。
今回は、煮沸消毒のやり方、時間などをまとめてみました。
煮沸消毒の方法は
①まず汚れた哺乳瓶と乳首を綺麗に洗浄します。
その際、哺乳瓶専用のスポンジと洗剤を用意しておくと安心です。
②哺乳瓶がすっぽり入る程度の大きさの鍋にお湯を沸かしましょう。
③グラグラとお湯が沸騰したら、ゆっくりと哺乳瓶と乳首をお湯の中に沈めます
④煮終わったら、熱いうちにトングなどで哺乳瓶を取り出し、キッチンペーパーの上などで自然乾燥させます。
煮終わった後の哺乳瓶はかなり熱いので、くれぐれもやけどには気を付けてくださいね!
哺乳瓶の煮沸時間はどれくらいやればいいの
哺乳瓶を煮沸している時間は、だいたい10分程度で十分です。
10分でほとんどの菌が死滅しますから、これ以上長く煮沸してもあまり効果は変わりません。
ただ、乳首やキャップの部分はゴムやプラスチックで出来ていますから、あまり長時間の煮沸をすると変色や変形の原因になることがあります。
乳首やキャップの煮沸は3分程度にとどめておいたほうが無難です。
哺乳瓶の煮沸消毒はいつまでやればいいの
煮沸消毒をやめる時期に明確な基準はありません。
赤ちゃんが3か月位になると、指しゃぶりをしたりおもちゃをなめたり、さまざまなものを口に入れるようになります。
そうすると哺乳瓶だけを消毒する意味がなくなってきますから、そのあたりから徐々にやめるママが多いようですね。
とはいえ哺乳瓶や乳首に汚れが残っていると、それを餌にして菌が繁殖してしまいますから、汚れが残らないように洗浄はしっかりするようにしましょう。
さいごに
煮沸消毒は特に用意する道具もないので、手軽に取り掛かれる消毒方法です。
ですが毎回お湯を沸かしてグラグラ煮るのは結構面倒なもの。
長期間消毒をしていきたいと考えている方は、他の消毒方法も試してみるといいでしょう。
煮沸消毒は、あくまで母乳で育てたい方などの、一時的な消毒方法と思っていたほうがいいかもしれませんね。