最近では日本でも定番のイベントになりつつあるハロウィン。お家でもお子さんと一緒に仮装したり、お友達とお菓子を交換しあう予定があるのではないでしょうか。
でも、子供に「ハロウィンって何?」と聞かれたとき、ちゃんと正しいことを答えられますか?私は正直自信がありません^^;(笑)
ここではハロウィンの由来や子供に伝わりやすい言い方、トリックオアトリーと子供に言われたら返事はどうする?オススメのお菓子などをご紹介します♪
ハロウィンを子供にわかりやすく説明するには
ハロウィンの由来
さて、そもそもハロウィンとはどのような行事なのでしょうか。
もともと「秋の収穫祭」として、古代ケルト人が行っていたのが始まりとされています。この古代ケルト人にとって1年の終わりの日が10月31日だったんですね~。
つまり、古代ケルト人にとっては、お正月の前夜祭に1年の収穫を祝うお祭りとして行われていました。
そして、キリスト教で11月1日は「諸聖人の祝日」(日本でいうお盆)であったことから、時代の流れに乗ってキリスト教の行事に取り入れられていったと言います。
ハロウィンで使う道具3つ!
ハロウィンと聞いて、まず思い浮かべるのは何ですか?
ほとんどの人が想像するのが
1、カボチャ
2、お菓子
3、仮装 ではないでしょうか^^
順番にどんな意味があるのかみていきましょう♪
1、カボチャ
ハロウィンの飾りつけには欠かせないカボチャ。中身をくり抜いてランタンにしますよね。
これは「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれ、色んな顔にカボチャをくり抜いて、悪いお化けを追い払う魔除けとして使います。くり抜いた中身はスープやサラダなどの料理にしていただきます。
2、お菓子
子供たちがお化けや魔女など様々な仮装をしてご近所さんを回ります。
そして「Trick or Treat!!」と一言!日本語にすると「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」と言います。
これは、ハロウィンが日本でいうお盆のようなもので、良い霊だけでなく悪い霊や魔女も帰ってくると考えられ、元の世界へ戻ってもらうためにお菓子を渡すんだそうです。
お菓子を渡さないと、悪い霊が家に入ってきてイタズラされてしまいますもんね!
3、仮装
子どもたちが仮装をするのは、悪い霊たちに、自分たちと同じお化けの仲間と思わせ、身を守るためと言われています。
そのため、お化けや魔女、悪魔などのちょっとダークな仮装をするんですね♪
ハロウィンってなに?という子供への質問に
以上のことを踏まえて、子どもに分かりやすく伝えるためのポイントを整理してみましょう。
- ハロウィンは10月31日ということ。
- もともとは秋の収穫祭として始まったこと。
- お化けや魔女の恰好をして、近所の人にお菓子をもらいに行くこと
- お菓子をもらうときに「Trick or Treat!!」と声をかけること
- お化けを退治するのにカボチャを使うので、カボチャ料理を食べること
これらのポイントを押さえて説明すると、きっとお子さんも分かってくれることでしょう!
どんなお菓子が配りやすい?
配るお菓子はどんなものでも良いですが、個包装や小分けになっているものがオススメです。チョコレート、キャンディ、クッキーなど、どんなものでもOK!アレルギーが気になるなら、おせんべいでも大丈夫です。
大袋の中にたくさん入っているお菓子がよく売っていると思いますので、それを数種類用意しておくといいでしょう。最近ではハロウィン限定のパッケージで売っているものもあり、可愛いものがたくさんあります♪
大手のスーパーなどでは売り場に特集が組まれていたりしますので、ぜひチェックしてみてください(^^♪
個人的に避けた方が良いと思うのは、手作りのお菓子です。
親しい間のお友達に配るならいいと思いますが、安全面や衛生面からみても既製品の方が無難です。せっかくの楽しいイベントなのに、苦情がきてトラブルが起きてしまっては台無しですもんね。
トリック・オア・トリート!で配るときはなんて返事をするの?
子どもたちが「Trick or Treat!!」と元気よくお家を訪れたら、
「Treat!!」=お菓子をあげるからイタズラはやめて~!
または「Happy Halloween!!」
と言ってお菓子を渡してあげましょう♪
こちらがテンション高く答えてあげると、子供たちも気分が乗ります^^
また、その時に「可愛い魔女さんね♪」「かっこいいドラキュラさんだね~!」と子供たちの仮装も褒めてあげましょう!!
まとめ
最近になって急激に浸透してきたハロウィン。仮装してお菓子をもらうイベント、と一言で言ってしまいがちですが、その由来には一年の収穫に感謝し、先祖を敬い悪霊から身を守る、という思いが込められています。
可愛い飾りつけや仮装、おいしいお菓子などでイベントを楽しむことはもちろんですが、このような由来も知っておくと、また感じ方が違うかもしれませんね♪