妊娠初期が無事に過ぎ、安定期に入る頃に気になるのが戌の日の安産祈願。
無事に出産を願って安産祈願に行く場合についてまとめました。
戌の日っていつ?
戌とは犬のことを意味し、「戌」の字は干支など使われる特別な書き方です。
犬はお産が軽いため、昔から安産の象徴とされてきました。
ですからその犬にあやかるため、妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に、安産祈願を行うようになったと言われています。
実は年だけではなく日も十二支があり、12日サイクルで日々「子の日」から「亥の日」まで巡っています。
その11番目にあたるのが「戌の日」。「戌の日」は12日に一度しか来ませんから、1か月には2日か3日程度しか巡ってこない計算になります。
2015年の戌の日カレンダー
1月 | 10日(土)赤口 22日(木)友引 |
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2月 | 3日(火)友引 15日(日)友引 27日(金)先負 |
3月 | 11日(水)先負 23日(月)大安 |
4月 | 4日(土)大安 16日(木)大安 28日(火)赤口 |
5月 | 10日(日)赤口 22日(金)友引 |
6月 | 3日(水)友引 15日(月)友引 27日(土)仏滅 |
7月 | 9日(木)仏滅 21日(火)大安 |
8月 | 2日(日)大安 14日(金)先勝 26日(水)先勝 |
9月 | 7日(月)先勝 19日(土)友引 |
10月 | 1日(木)友引 13日(火)先負 25日(日)先負 |
11月 | 6日(金)先負 18日(水)仏滅 30日(月)仏滅 |
12月 | 12日(土)赤口 24日(木)赤口 |
安産祈願って行った方がいいの
戌の日は曜日に関係なく順番に巡ってきますから、一か月に2,3日しかありません。
ですから、その日に予定を合わせて安産祈願に行くのはなかなか難しいかもしれませんね。
最近は戌の日に限らずとも、いつでも安産祈願を受け付けてくれる神社やお寺が多いようです。予定と体調に合わせて、都合のいい日に行けばそれでOKです。
有名な安産の神様では、戌の日の祈祷は大混雑で、数時間待ちということもあります。
むしろ日をずらすことで、快適に安産祈願が出来るかもしれませんね。
戌の日の安産祈願は、出産の不安を妊婦さんが払拭するための安心材料ですから、無理に安産祈願に行かなくても構いません。
また、ご両親などの代理人にお参りを頼んだり、郵送でご祈祷をお願いするなど、安産祈願の方法はたくさんあります。
大きなおなかを抱えて無理にお参りに行かなくても構いませんので、ご自分に合った方法を探してみてください。
安産祈願の服装はどういうのがいいの
安産祈願の服装には、特に決まりはありません。
ですが妊婦さんと赤ちゃんの健康を祈って行う安産祈願ですから、神仏に失礼のないような清潔感のあるスタイルが好ましいと思います。
石畳や玉砂利など足元の悪いところを歩くこともありますので、サンダルやヒールなどの不安定な靴は避け、歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。
戌の日の安産祈願は、必ず行わなくてはいけないものではありません。
でも、出産をするのは誰でも不安なもの。その不安を少しでも取り除くことが出来るのなら、安産祈願も役に立つかもしれませんね