妊娠すると乳腺が発達しはじめ、普段使っていたブラジャーがきつく感じてくると思います。
そうなったら、ブラジャーをマタニティブラに交換する時期。体形に合わせたものを買いに行きましょう。
でもちょっと待って。マタニティブラにはたくさんの種類があります。
後悔することのないように、マタニティブラや授乳ブラの種類と特徴を頭に入れておきましょう。
マタニティブラはいつから使うもの?
妊娠中期あたりになると、乳腺が発達して乳房が大きくなってきます。
カップサイズだけではなく、バージスライン(ブラジャーのワイヤー部分)も大きくなるのが妊婦の特徴。普通のブラジャーでは収まりきれませんので、マタニティ専用のブラジャーに取り替えましょう。
妊婦さんの体形や体質にもよりますが、妊娠4か月~7か月位がマタニティブラへの交換時と言われています。
マタニティブラはどういうものがあるの
マタニティブラにはいくつかの種類があります。一つ一つ特徴を見ていきましょう。
【ハーフトップ】
マタニティブラの中では一番楽着用感が楽なのが、ハーフトップタイプ。
ホールド力は弱いのですが、締め付けないのでつわりの時や乳腺が張っている時などに便利です。
クロスオープンタイプやフロントオープンタイプの授乳口がありますので、お好みで選んでみてください。
【ノンワイヤーブラ】
ノンワイヤータイプは、ワイヤーの入っていない一番ポピュラーなマタニティブラジャーです。
ややホールド力はありますが、ワイヤーがない分肌当たりが柔らかいのがポイント。
ほとんどのものは授乳ブラにもなりますので、ストラップオープンやウィンドウオープンなど様々な授乳口があるのが特徴です。
【ワイヤー入りのマタニティブラ】
バストが下がるのが心配なら、しっかりしたホールド力のワイヤー入りタイプを選びましょう。
ワコールやトリンプなどの下着専門メーカーからは、補正力のあるマタニティブラが販売されています。体型の崩れが心配な方におすすめです。
【ブラキャミタイプ】
最近人気が高いのが、ブラキャミタイプのものです。
キャミソールやタンクトップのバスト周りだけが、授乳ブラの形状になっているというものなので、締め付けもなく腹巻き代わりにも使える一石二鳥のタイプです。
産後も授乳インナーとして使うことが出来るので、授乳時にもおなかが冷えることがなく安心ですね。
マタニティブラと授乳ブラの違いは
マタニティブラは妊娠中に使うブラジャーのことをいいます。
発達した乳腺を包み込むようにカップは大きく作られており、日々サイズが変わる乳房に対応するためストレッチの効いた素材でできています。
また、カップ裏は優しい素材でできているので、過敏になった乳頭が痛くならない工夫も嬉しいですね。
そのマタニティブラに授乳機能を持たせたのが、授乳ブラです。
授乳しやすいように授乳口が工夫されていますから、産前だけではなく産後も使うことが出来て便利ですね。
最近は使用期間の短いマタニティブラよりも、産前産後と長く使える授乳ブラのほうが人気があるようです。
妊娠中、無理に妊娠前のブラジャーを使っていると、乳腺の発達を妨げて母乳の出が悪くなることもあります。
妊娠中にバストの張りを感じ始めたら、マタニティブラか授乳ブラに交換しましょう。
さまざまなタイプがあるので、体調やお好みに合わせて選んでみてくださいね。