「産後に仕事に復帰するつもりですが、正直不安です」という話をよく聞きます。
法定の産後休暇は産後8週。会社によってはそれにプラスして育児休暇をもらえる場合もありますが、何年も取れるわけではありません。
確かにまだ小さな赤ちゃんを、長時間他人に預けるのは心配ですよね。
では、どれくらいの時期に仕事復帰をするのがいいのでしょうか。
産後の仕事復帰が不安…準備することは
仕事復帰を考えているなら、赤ちゃんと一緒に、仕事復帰した後の生活リズムの練習をしておきましょう。
まずは出社する時間に合わせて起き、朝の授乳。
日中もなるべく保育園の授乳タイムに合わせて授乳するよう心がけましょう。
月齢が低いうちは、昼寝の時間まではそこまで気にする必要はないですが、1歳過ぎている子どもでしたら、昼寝の時間も保育園の時間に合わせて行うようにしておくとスムーズですよ。
また、子どもを保育園に預けるのであれば、園選びも重要になってきます。
4月に入園させられるのなら比較的問題はないですが、それ以外の時期から入園させようと思うと意外と空きがありません。
復職を考えているなら、子どもの預け先の確保もきちんと考えておきましょうね。
産後の仕事復帰の時期はいつからがいい?
仕事復帰の時期は、だいたい産後一年くらいを目安にするといいと思います。
子どものためにはなるべく長く一緒にいてあげるのがいいのですが、あまり長く職場から遠ざかっていると仕事の勘も鈍りますし、職場にも戻りにくくなってしまいます。
産後一年くらいがちょうどいいタイミングになると思います。
ただ、それ以前に仕事復帰しなくてはいけない場合もあるでしょう
保育園の中では生後2か月位から預かってくれるところもありますが、月例の低い赤ちゃんは夜間授乳の回数も多くお世話に手間がかかります。
夜しっかり眠れないまま仕事をするのは、ママの負担も大きいでしょうから、できれば夜しっかり眠れるくらいに大きくなってから職場復帰したほうがいいと思います。
離乳食が始まる生後6か月位からなら、保育園に預けてもほぼ問題はありません。
さいごに
産後の職場復帰は女性にとっては大きな問題です。不安もたくさんあるでしょう。
でも、子どもは意外とすぐに新しい環境に慣れますので、心配はいりませんよ。
むしろママの体力のほうが心配です。
初めは子育てと仕事の両立が辛い時もあると思いますが、無理せず疲れをためないことを心がけてくださいね。