6ヶ月になり離乳食を開始したけどなかなか赤ちゃんが離乳食を食べない。
時間をかけて一生懸命作った離乳食、赤ちゃんが食べてくれないのは心配になるし、がっかりしてしまうものです。
離乳食初期は5~6ヶ月から離乳中期は7ヶ月からとなっていますので、進みが遅いと気になってしまいますよね。
今回は赤ちゃんが離乳食を食べない理由と対処法についてまとめてみました。
離乳食を食べない赤ちゃんその理由は?
1. おなかがいっぱいだから
赤ちゃんが離乳食を嫌がる理由の一番は、まだおなかがすいていないからです。
離乳食を食べさせる時間の前3時間程度は授乳を控え、しっかりおなかを空かせてから離乳食を与えるようにしましょう。
2.離乳食の形状が嫌だから
液体状のものしか口にしたことのない赤ちゃんは、少しでもツブツブがある離乳食には違和感を感じることがあります。
そういう場合にはツブ感が残らないように、離乳食を裏ごしして与えてみましょう。
3.離乳食が熱すぎる、もしくは冷たすぎる
赤ちゃんは人肌温度の母乳やミルクしか飲んだことがありません。
熱すぎるもの、または冷たすぎるものは赤ちゃんにとっては刺激が強すぎます。
離乳食を、人肌温度に適度に温めて与えるようにしてください。
4.スプーンの金属感がイヤ
金属製のスプーンを使っている方は、プラスチックのスプーンに変えると食べてくれることがあります。
金属のスプーンが舌に当たった時のヒヤリとした感じが、赤ちゃんには不快なようですね。
5.味が薄すぎる・濃すぎる
離乳食を食べない赤ちゃんに市販のベビーフードをあげたらパクパク食べたという経験を持つママも多いものです。
すごく気を遣って素材の味をと思っても、赤ちゃんによってはそれが嫌で食べないという事もあります。また逆に濃すぎて嫌だという場合も。
月齢にあったベビーフードをあげてみて食いつきが良かったら、味付けや素材を参考にしてみるというのも手ですよ。
6.そもそも離乳食に興味がない
早い子ですと4ヶ月頃から大人のパパママが食べている物を興味津々で見ていたり、よだれを垂らして欲しがるような仕草をする場合があります。でも、赤ちゃんによってはママのおっぱいがいい!ミルクがいい!といって離乳食に興味を示さない場合もあります。
この場合はそういう子だと思って一口二口だけでも、色々な食材が試せたらオッケーくらいに思っておいた方がママの精神衛生的にもいいですよ。
7.ママの焦りが伝わるから
意外とよくある理由の一つに、ママの「食べなさい!」というプレッシャーが強すぎる、というのがあります。
離乳食を食べさせているときに、食べさせようと必死に構えるあまりに、知らず知らずと怖い顔をしていませんか?
真面目なママほど離乳食の進み具合は悩んでしまうものです。
でも、育児書通りに進まなくても、問題はありません。
食べなくたって構わないわと、少し気を楽に、1日、2日休んでみるのも良いですよ。
さいごに 離乳食を食べない…イライラするママへ
離乳食は将来食事をとるための練習ですから、離乳食でしっかり栄養を取らせる必要はありません。
あくまでも食事に慣れる練習。6ヶ月7ヶ月なら尚更です。
どんなに離乳食を食べない赤ちゃんでも、必ずパクパクと食べる日が来ます。
それまでは気長に構えて、赤ちゃんの食べてくれるものを模索しながら、徐々に食べられるものを増やしていってくださいね。