いつものように妊婦健診に行くと先生から気になる一言が・・。
「前置胎盤ですね」
初めて聞く言葉に動揺してしまいますよね・・。
一応説明は受けるものの何だか不安・・・。
しかし先生はこうも言います。
「子宮が大きくなるにつれて胎盤が上がっていく可能性もあるから」と。
そう、前置胎盤とはなかなか最終的な診断がつかないものなのです。
今回はその「前置胎盤の診断」についてちょっとお話したいと思います。
前置胎盤とは?
前置胎盤とは、通常子宮の上の方にある胎盤が、何らかの原因で子宮下部に付着し、
内子宮口の全部または一部を胎盤が覆ってしまう状態のことを言います。
前置胎盤は大量出血を起こす可能性があり、ほぼ帝王切開での出産となります。
また癒着胎盤などの合併症もあることからハイリスク妊娠の一つとなっています。
前置胎盤の診断は?
前置胎盤の診断は、経腟超音波検査を用います。
前置胎盤はいつわかる
前置胎盤の診断時期は、早い方ですと妊娠初期に前置胎盤と診断されることもありますが、大抵は妊娠中期に
初めての診断をされることが多いようです。
しかし28週までは、子宮が大きくなるにつれて胎盤が上に上がる可能性があるので、
最終的に前置胎盤でなくなることもあります。
妊娠30週以降に前置胎盤と診断されると、最終診断も変わらないことが多いことから
前置胎盤の最終的な診断は30~31週頃になります。
28週未満で前置胎盤と診断された妊婦さんのうち半数は最終的に前置胎盤ではなくなった
という結果が出ているので、早い時期に診断されても必要以上に心配しなくて良いと思います。
私の場合は、妊娠19週のときに初めて辺縁前置胎盤と診断され、妊娠8か月に入る頃までは
「まだ上がる可能性はあるから」とずっと言われ続けていました。
妊婦健診の時に「あれ、ちょっと胎盤上がったかな?」と期待するような事を言われたこともあ
りますが、結局最終的には、辺縁前置胎盤から全前置胎盤という診断になってしまいました。
前置胎盤の診断は最後までなかなか難しいようです。
前置胎盤の診断 まとめ
前置胎盤の診断のお話いかがでしたか?
結局最終的な診断は妊娠30週を過ぎないとわからないということですね。
しかし、前置胎盤は突然の出血を起こしやすいのが特徴なので、早い時期に診断されたときには
安静にするなどして注意が必要なことは確かです。
少しでも出血が見られた場合はすぐ病院を受診しましょうね。
前置胎盤に良い?トコちゃんベルト
妊娠中の腰痛や、恥骨痛などにも良いという骨盤ケアのトコちゃんベルトですが、前置胎盤になった人も装着する人も多いようです。
楽天レビューの中には前置胎盤が治ったという人も…?
早産予防にもなるというトコちゃんベルト、愛用者も多いので試してみるのも良いのではないでしょうか。